プレミアム付商品券という愚策

プレミアム付商品券についてご存知でしょうか。

おそらくほとんどの方が知らないのではないかと思いますが、住民税非課税世帯と子育て世帯(3歳未満の子どもがいる世帯)に対して購入することが出来るという国策で発行される商品券です。

そして1冊5000円分の商品券を4000円で購入でき、1人につき5冊分の商品券を購入することが出来るという制度です。

そう、この商品券はわざわざ購入しなければならないのです。しかも対象者1人あたり20000円で25000円分の商品券が買えるというだけのもの。25%分得するわけですが、これがあんまり購入されていないのだとか。

 

特に住民税非課税世帯の購入率が低いみたいです。

たぶん知らないか、そもそも買わなきゃいけないし、使えるのも居住している自治体のお店でしか使えないとかの制限があるからでしょうかね。

 

そういう私はというと、子どもがいるので対象となり、25000円分購入して使っています。

まあ正直お得なので使いはしますが、今のご時世購入手段は限られるし、キャッシュレスが進むこの時代に商品券って。って感じです。

そもそもなぜ商品券にするなら購入形式ではなく、対象者に配布する形式にしなかったのだろうかと思ってしまいますね。

たぶん経済活性化のために、大きい額にすればするほどお得なようにして、国や自治体の支出を抑えつつ、経済活性化を図ろうとしたんでしょうが、増税によっていろんなキャッシュレスのキャンペーンとかぶってかなり存在感薄いですし、結局使われないんじゃ経済活性化にもならないですしねー。

何より最もサポートするべき住民税非課税世帯に使われないんじゃ意味ないんじゃないかなーと。

この商品券を購入できるようにするための費用も諸々かかってくるし、対象者に配布しちゃった方が国や自治体の負担も少なくて、実際の利用者も増えて絶対良かったと思うんですけどねー。

とにかく政策として中途半端でセンスがないなーと感じてしまうんですよね。

とまあ、つらつらと愚痴みたいになってしまいましたが、私はこの政策に全く納得していません。ってことを言いたかったのです。

結局この政策にも税金使われてるわけですからね。システム改修やらも金かかりますし、そのために国も補助金とか出してるでしょうし。

やるならしっかり意味と効果のあることをやってほしいですね。

マイナンバーのマイナポイントでまた同じようなことをやるみたいですけど、今度は意味も効果もある政策になることを願うばかりです。。。