基本情報技術者試験(FE) 令和元年度秋季

 先日(10/20)、基本情報技術者試験(以下FE)を受けてきました。一応IT関係の仕事をしていることもあり、これくらいは取っておいたほうがいいかなーというのと純粋に何か指標となる勉強はないかなーと思って受けてみました。実はこの試験を受ける前にこの試験の初級編とも言えるITパスポートを受けて合格していました。ただ、IT関係の仕事をしていてITパスポート持っているって言ってもかなり微妙だなーいうのもFEを受けようと思った理由の一つですね。

 

 勉強期間はだいたい3か月程度。8月上旬くらいから参考書を買って勉強しました。使用したのは↓この本です。

 この本を選んだ理由は絵が多くて内容がわかりやすかったこと。実際読んでいて説明が非常に丁寧で分かりやすかったです。
ただ、こういった試験の本ってやっぱり読んでいてもつまらないです。そして、なかなか頭に入っていかないし、読む気も失せてくる。
 そんなわけで直前になっても4分の1程度くらいまでしか読み進められておらず、「そろそろヤバい!」と思っていました。そんな時に職場の人達に「FEは過去問やっとけば大丈夫」と言われ、そこから一気に方針を変更し過去問を解くことに。それがだいたい試験2週間前くらいでしょうか。それまでは問題を解くことは一切せずに、ただひたすら本を読むだけでした。過去問はIPAのホームページ上に公開されていたようですが、やはり解説がなければ勉強も難しいので再度本を購入することに。
選んだ本はこちら↓です。

 そこからは休みの日にひたすら過去問を解くのみです。この試験は午前と午後があるのですが、とりあえず午前問題を過去5回分解きました。
この勉強法に変えてみてわかったのは、やっぱり問題を解かないと頭に入らないし、得点はとれないということ。実際最初のほうはなかなか問題が解けなかったのですが、何回か繰り返していくうちに解けるようになりました。そして、違う試験日の問題でも過去の試験日に出てきたものとほとんど同じような問題が結構出てくる!これが「過去問やっとけば大丈夫」の理由なんでしょうね。

 こんな感じで、午前の問題はだいたい解けるようになり、午後の問題はというと結構文章が長くて時間をかけてしっかり読み込まないといけないので、やる気がでなくて過去1.5回分くらいやって終わりました。あとは何とかなるだろうと。

 そして、本番当日を迎え試験を受けた結果、自己採点した結果だと無事合格できてそうです!

 今回の試験からは方針が少し変わったのか数学的な問題が多かった印象ですね。まあ、午後の問題については運に助けられた部分もありつつ何とか合格できてそうでよかったです。ちなみに、次回からの試験では午後のプログラミングからCOBOLがなくなりPythonが加わるのだとか。 

 ITパスポート→基本情報技術者試験ときたので次は応用情報技術者試験を受けようかなと少し思っていますが、今までよりはさらに若干難易度が上がると思うので少し悩ましいところですね。とはいえ試験後でまだいろいろ記憶のある今のうちに応用情報の本でも買って新たに勉強し始めようかなと思っている今日この頃なのでした。